中国語と中国文化を札幌で学ぶなら　札幌大学孔子学院

今年は日中国交正常化40周年にあたり、「日中国民交流年」でもあることから、様々な記念イベントが企画、実施されています。札幌大学孔子学院は、北海道日中友好協会の呼び掛けに協力して、北海道庁や札幌市のほか多数の団体とともに「日中国交正常化40周年記念行事北海道連絡会」を組織して、多くのイベントを展開しています。
9月1日(土)に行われた「蘇州昆劇院『牡丹亭』公演」は、そのメイン行事の一つであり、札幌大学孔子学院は北海道日中友好協会とともに主管団体の一つとして、公演の準備段階から公演当日の運営・進行まで協力して運営に当たりました。
当日は、前半に「昆劇ワークショップ」、後半に「昆劇『牡丹亭』公演」を行いました。
前半の「昆劇ワークショップ」では、昆劇院の呂福海副院長が昆劇の歴史、特徴、役柄の紹介や『牡丹亭』の見どころを紹介し、呂副院長自ら昆劇における役柄ごとの扇子の使い方や歩き方などを実演しただけではなく、3人の高校生を舞台に上げて、彼らに昆劇の基本的な所作を体験指導しました。当ワークショップには、青少年の国際文化理解を促進することを目的に、札幌市内の約40名の中学生と高校生が参加しており、彼らは中国伝統文化に直接触れることができた。
後半の『牡丹亭』公演では、全55幕のうち、主人公が恋心を追い求めるロマンチックな物語である《遊園》、《驚夢》、《尋夢》の3幕が上演され、会場となった札幌市民センターには、800人以上の方が来場し、俳優の美しい歌声と優雅で繊細な踊りを鑑賞して、中国伝統演劇の魅力を大いに堪能しました。

上の4枚はワークショップの様子