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2017年11月03日

「第12回日中経営フォーラム」が広東外大で開催され、「一帯一路」と企業の国際化を討議しました

2017年10月28日に「第12回日中経営フォーラム」が中国・広州市にある広東外語外貿大学北キャンパスの国際会議ホールで開催されました。今回のテーマは「一帯一路」と企業の国際化です。
開幕式には、広東外語外貿大学副学長焦方太教授,華東理工大学商学院副院長李玉剛教授、札幌大学総合研究所所長・孔子学院院長輔佐汪志平教授などが出席しました。
開幕式のご挨拶の中で、焦方太副学長は次のように述べました。
札幌大学と広東外語外貿大学の間には十数年にわたって、すでに効果的な交流枠組みが出来つつあり,また華東理工大学との交流を今後積極的に推進することについては、客観的な必要性と現実的な可能性をもっています。今回のフォーラムは、この三大学における研究者間連携の深化、学術研究成果の交流、ビジネス人材教育などにおいて大きな役割を果たすものと期待できます。
引き続いて汪志平教授は、札幌大学学長兼孔子学院理事長鈴木淳一教授の祝辞を代読するとともに、これまでのフォーラムの軌跡を回顧しました。その上で、当フォーラムが札幌大学の国際学術交流における重要なプロジェクトとして、これからは新しいパートナーとして加わった広東外語外貿大学を含む三大学が連携協力し、充実しながら継続することができるだろうと期待を述べました。
次に李玉剛副院長は、当フォーラムのこれからの発展を大いに期待し、継続して開催されることを強く希望していると述べるとともに、華東理工大学商学院の状況を紹介しました。また、次回の第13回日中経営フォーラムは、華東理工大学で開催される予定となっていることから、三大学研究者の積極的な参加を期待すると述べました。
開幕式の後は、広東外語外貿大学商学院の安凡所教授、札幌大学の汪志平教授、華東理工大学の李玉剛教授、広東外語外貿大学商学院の外国人教員William Hickeyが基調報告を行いました。四人は異なる視点・理論・方法から「一帯一路」背景下における企業経営の国際化を論じました。
午後には2つの分会場に分かれて三大学の研究者が成果発表を行いました。
「日中経営フォーラム」は札幌大学経営学部と華東理工大学商学院が、研究者交流のプラットフォームとして設立されたもので、2006年10月に第1回目が札幌大学で開催された後、上海と札幌が交互に会場校となり、これまで11回開催されました。その間、札幌大学の組織再編に伴い、実施主体が経営学部から総合研究所へ、そして札幌大学孔子学院へと変わりました。
次回第13回は2018年10月下旬に上海・華東理工大学で開催される予定です。
今回のフォーラムへ札幌大学側の出席者と報告タイトルは以下の通りです。

(1)汪 志平 「日本企業の人材グローバル化:現状と課題」
(2)岩橋忠徳 「日本の地方公会計における現状と課題」
(3)武者加苗 「少子高齢化の下での特区制度のありかた
                  ―北海道のワイン特区の試み―」
(4)平井貴幸 「日本におけるインバウンド誘致の効率性の計測」

(画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけます)
開幕式
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焦方太 広東外語外貿大学副学長の挨拶
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汪志平 札幌大学孔子学院院長輔佐の挨拶
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李玉剛 華東理工大学商学院副院長の挨拶
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岩橋忠徳 札幌大学教授の発表
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武者早苗 札幌大学教授の発表
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平井貴幸 札幌大学女子短期大学部助教の発表
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