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2018年05月14日

2018年度「連続講座―現代中国の経済と社会を知る」第1回目(講師:修剛氏)を開催しました

当連続講座は、中国の経済、社会、文化などに関わる諸問題について、毎回さまざまな視点から解説し、中国に関する理解を深めようとするものです。
今年度第一回目は5月14日(月)に開催しました。講師に札幌大学の海外協定校の一つ、中国・天津外国語大学学長として18年間にわたり大学運営のトップを務められた、同大学教授の修剛氏をお招きして、「中日異文化コミュニケーション―同と異の捉え方」と題して、ご講演を頂きました。
修剛氏は、ご講演において、
中国と日本の関係は、これまで、同文同種、一衣帯水と例えられる一方、脅威の国、侵略を反省しない国との批判も強く、相手国への好感度は下がる一方である。 そもそも両国関係、国民同士の感情を考えるとき、中日交流の長い歴史から客観的に見る目、異文化コミュニケーションの立場から相手国、国情を見る目が足りないところからくるものだと思われる。すなはち、中日両国民は、互いに「文化的背景を異にする存在同士のコミュニケーション」を図る努力が求められている。自国文化の「当たり前」を基準にして異文化を理解しようとするのではなく、異文化の自国文化と違う部分を嫌いな部分だと認識するのでもなく、互いの「同」「異」の存在を認めつつ国民同士のコミュニケーションを図るべきである。
と述べました。
次回第2回目は、6月1日(金)16:30から、平井貴幸(札幌大学女子短期大学部助教)による「訪日中国人観光客の動向を探る」です。是非、お申し込みのうえごご聴講ください。
「連続講座―現代中国の経済と社会を知る」のご案内←詳細はこちら

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2018renzoku_koza01.02.jpg 天津外大留学生との懇談
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